地区社協とは

●地区社会福祉協議会(略して地区社協といいます)とは

地区社会福祉協議会(以下「地区社協」)は、地域住民に最も身近な社協として地域の方々が「自分の地域は自分たちで良くしていこう」という気持ちで組織された任意の団体です。佐倉市では学校区ごとに組織され、現在14の地区社協があり地区の実情に合った地域福祉活動を推進しています。地区社協は、地域の個人や団体が会員となり成り立っています。

身近な福祉課題地区社協は、私たちが生活していく中で生じる身近な福祉課題、たとえば
・家族機能の低下
・住民同士のつながりの希薄化
・単身世帯や高齢者のみの世帯の増加
・障がいのある方やさまざまな事情で生きづらさを抱えた方などが共に生きられる地域づくり・・・などについて、その地域に暮らす人たちが話し合い、その福祉課題の解決に向けて自分たちでできることを考え、具体的に活動していく、主体的な地域福祉活動を推進する任意の団体のことをいいます。


社会情勢をめぐる状況は大きく変化しています。一方で子育て支援や高齢者等への見守り、ひきこもりや若者への就労支援など、福祉のニーズは複雑・多様化し、行政や公的サービスだけでは解決が難しくなっています。

子育て支援 見守り 引きこもり 就職を悩むニートの女性

安心・安全そうした中で、一人ひとりが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるためには、地域の実情や特性をよく知る住民が地域福祉の担い手として、支援を必要とする人たちの暮らしの中の福祉課題を発見し、福祉事業者や専門職、関係機関、ボランティア、行政等とお互いに協力して、その解決や支援に向けた取り組みを自主的に企画・実施することが必要になります。地区社協はこのような取り組みの要となり、地域福祉推進の基礎組織として重要な役割を果たします。

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